「インターネットの扉」(2004年/99分/アルジェリア)

最初のクレジットに「FOUDEL」と出ていて、それらしい年頃の若者が主役として出ているので、彼がそうかと思って帰宅後、「ライ大好き!」サイトをのぞいてみたら、やっぱりそうだった。カラオケ・バーで歌うシーンがあるが、コテコテのライではないのが惜しい。一昔前のような「インターネット・カフェ」(飲み物は出ないから「カフェ」ではないか)、ネットで知り合った女の子を歓迎するためのおおわらわ、空港に現われた美しいフランス娘、地元のヤクザ、日本人の目からはやや違和感のあるカラオケ・バー、角突き合う闘羊(羊の名が「ジャポネ」!)等々、飽きさせない。しかし、結局なにが言いたいのかわからない、といった感じ。