『ファンタスティック・フォー』(ティム・ストーリー監督/2005年/アメリカ)

原作のコミックは知らないが、ご都合主義的なアホらしいアイディアが楽しい。ただ、元の姿に戻るための研究に入る時点からストーリーは停滞気味。アメコミの映画化は盛んだが『サンドマン』はどうなんだ? ストーリーはクォリティが高いが、絵には今ひとつ魅力が乏しい観があるから、それはたとえばロシア映画『ナイトウォッチ』ばりのなまめかしい演出で実写化すれば、相当いいところまで行くのではないかという気が。映画化されれば中断している翻訳も再開してくれるかもしれないし。