2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アルベルト・フジモリ『アルベルト・フジモリ、テロと闘う』(岸田秀訳/中公新書ラクレ)

この本を読むとフヒモリ大統領の功績は疑いようがないように見える。テロに生命を脅かされることなく、自身のホームグラウンドで生活し仕事できる環境を整えたのだから。強権的であり強引であることはこの自著を読んだだけでもわかる。いろいろ不正も働いた…

『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(ジャン・ジャック・アノー監督/ブラッド・ピット主演)

手慣れた手つきで進んで飽きさせない。チベットの風物は見た目を楽しませるが、歴史のうねりと人の交わりが厚みを持って迫って来ない観がある。ストーリーは良くできていると思い、たまたま図書館で見つけた原作本を読みはじめたら、かなり違う。最初は、ハ…

『008皇帝ミッション』(チャウ・シンチー監督)

そこを言えば、チャウ・シンチーが『少林サッカー』で一般的に認知される前に制作した、現地直送のこの低予算映画は実に楽しい。実にバカバカしい。残虐シーンも非人道的な態度もこの人にかかってはたやすくギャグになってしまい、このあたりは生のままでは…

『カンフーハッスル』(チャウ・シンチー監督)

ストーリーが行き当たりばったりなのはいいとしても、膨らみがないのが物足りない。

DVD三枚

この一週間に観たやつ。