2007-11-24から1日間の記事一覧

『食べよ、これは我が体なり』(ミケランジュ・ケイ/ハイチ/2007/105分)

ついでついでで観た映画。内容紹介を読んで気にはなっていた。「ハイチ系のミケランジュ・ケイの衝撃的な長編第一作。登場するのは白人の老婆とその娘、子供たちと黒人召使。幻想的な表現が見る者を圧倒する。トロント映画祭で上映」。ああ、しかし、こんな…

『ヘルプ・ミー・エロス』(リー・カンション/台湾/2007/104分)

何の予備知識もなしについでで観た映画だが冒頭にツァイ・ミンリャンの文字(漢字)が見えたときからいやな予感(この人の映画はちょっと苦手)。ツァイ・ミンリャン人脈の人らしい。破産し大麻を育て命の相談に電話し売店の娘および娘たちとイチャイチャし…

『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』(ハナ・マフマルバフ監督/イラン/2007/81分)

マフマルバフ・ファミリーの末っ子ハナによる初の長編映画。今回一番の注目作。タイトルはいうまでもなく父モフセン・マフマルバフの著書『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない 恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』に準拠している。まさにそのアフガニスタ…

『脳に烙印を!』(ガイ・マディン監督/カナダ/2006/95分)

ガイ・マディン作品は3年前のFILMeXで『世界で一番悲しい音楽』『ドラキュラ 乙女の日記より』、レンタルビデオで『ギムリ・ホスピタル』を観ただけ。印象はこれまでと変わらない。サイレントのモノクロ・フィルムに擬して遊び心たっぷりに練り上げられた趣…

第8回東京FILMeX

今年のフィルメックスは4本観た。23日金曜日祝日。